院長ブログ 「花粉症は初期治療が有効です」
2019.01.26更新
こんにちは。院長の酒田です。
年が明けて、あっという間にもうすぐ2月、今年もそろそろ花粉症の時期が迫ってきました。
例年バレンタインデーの頃にはスギ花粉の飛散がはじまります。
そこで今日は今年の花粉飛散予報や初期治療の有効性についてお知らせします。
2019年関東地方のスギ・ヒノキの花粉飛散量は、飛散量が大変多かった昨年に比べてやや減少するものの、例年の平均と同程度かやや多くなると予想されています。
そこで少しでも辛い花粉症の症状を軽くするために、初期治療が奨励されています。
初期治療とは花粉が飛び始める前、または症状が軽いうちに治療を始めることをいいます。
具体的には花粉が飛散する2週間ほど前、2月に入ったらすぐに、抗アレルギー剤の点眼や内服治療を始めてみてください。
初期治療をおこなうと、症状が出るのを遅らせたり、症状を軽くできる可能性があります。
小さなお子さまがいらっしゃるご家庭では、症状が花粉症によるものなのかわかりにくいと思いますが、当院ではアレルギー検査(イムノキャップラピッド)を行い、診断をしています。
この検査は、指先から採血をして8つのアレルゲン(スギ、カモガヤ、ブタクサ、ヨモギ、ヤケヒョウヒダニ、ネコ皮屑、イヌ皮屑、ゴキブリ)を測定するもので、検査結果は20分ほどでわかります。
採血はごく少量で痛みも少なく、小さなお子さまにも検査を受けていただけます。
アレルゲンを見つけて対策することで、点眼や内服治療と合わせてより効果的な治療が期待できますので、ご希望の患者さまは受付や診察室でお声かけください。
今年も早めの治療で辛い花粉症のシーズンをうまく乗り切りましょう。
院長 酒田久美
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