コロナ禍での目の症状にお困りの方
2021.05.31更新
新型コロナウィルスが日本で初めて報道された2019年12月31日から今日で517日目になります。
いよいよ高齢者の方のワクチン接種が始まりましたね。自治体によって様々だと思いますが、なかなか電話が繋がらない、予約が取れないと参ってしまっている患者さんの声が診察室から聞かれます。最近では接種の研修を歯科医師が行ったり、当院長も休診日などに接種会場まで行っております。改めてコロナに携わる医療従事者の方に感謝致します。
さて、先日ある患者さんが『眼痛』の症状で来院されました。その方は在宅ワークを1年以上されており、モニターと1日中向き合って仕事をされているとのこと。よくよく診察を聞いていると聞き慣れない病名を院長が説明されておりました。
【群発(ぐんぱつ)頭痛】
■主な症状
・夜間や睡眠中に起こることが多い片側の頭痛
・突然目をえぐられるような(アイスピックでさされているような)激しい痛み
・頭痛の際、目の充血、瞼のむくみ、瞼があがらない等の症状を伴う
■原因
・明確な発祥メカニズムは不明なのが現状
・20〜40歳代の男性に多くみられがち
(男性ホルモンの過剰分泌が関与している説や、体内時計の乱れが関与説、感染などが発症に関与しているとの報告もあり)
■治療
・一般的な頭痛薬とされる消炎鎮痛剤は効かない
・痛みを和らげる治療と同時に発作を予防、軽減する予防療法
1~2カ月間、毎日のように同じ時間に頭痛や激しい眼痛がある場合、様子をみず早めに頭痛外来や医療機関にご相談下さい。
先週は学校検診で視力を指摘された患者さんの他、上記のような患者さんが数名、白眼が突然出血したように真っ赤になる『結膜下出血』の患者さんも多かったように感じた1週間でした。
★受付だより
7月8月はカレンダー通りの診療となります。(水、土曜午後、日曜、祝日休診)
普段はなかなか時間が取れなく受診できない方
夏季休暇で時間がある際は、お困りの症状がありましたら、前日までご予約を承っております。
明日から6月。ジメジメした梅雨時期になりますが、この季節ならではの楽しみを見つけたいと思います。
スタッフK
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