長い梅雨もそろそろ開けそうな気配となってまいりました。
緊急事態宣言が解除され、日常生活が少し戻りつつあったのも束の間、最近急激にコロナウィルス感染が拡大傾向にあります。
このウィルスとは今後もつきあっていかなくてはならない「withコロナ」の時代となり、リモートワークやオンライン授業、ソーシャルディズタンスを確保した人との関わり等々の新しい生活様式を継続しなくてはなりません。
私たち医療従事者としても、その新たな生活様式に従い、様々な感染対策を行ってまいりました。
クリニック内の換気、頻回のアルコール消毒、職員のマスクやゴーグル、グローブの装着徹底はもちろんのこと、診察室内でも患者さま毎にアルコールで消毒し、目に直接接触する検査器械(例:眼圧を測定するアプラネーションチップなど)についても患者さま毎に交換しております。
ただ眼科診療は様々な器械を使用しての検査や顕微鏡下での診察が必要なため、電話診療やオンライン診療が難しい診療科です。
当院にかかりつけの患者さまで、ご高齢の方や基礎疾患をお持ちの方につきましては電話診療での処方箋発行も行っておりますが、急に目の状況が変わることもあり、原則診察を受けていただくことが必要です。
今後も皆さまに安心して受診していただけるクリニック作り、コロナウィルス感染対策を続けてまいりますので、ご理解のほどどうぞよろしくお願いいたします。
そしてまた日常生活が送れる毎日になることを信じて、今はwithコロナの新しい生活様式に順応しながら、日々精進してまいりたいと思います。
院長 酒田久美