夏風邪
2021.08.23更新
夏休みも終盤ですが、まだまだお子さんがたくさんいらっしゃいます。視力検査を希望される方が多いですが、今回は子供の夏風邪についてご紹介します子供の夏風邪には、手足口病、ヘルパンギーナ、咽頭結膜熱などがありますが、本日は目に関係のある咽頭結膜熱について少しお話しますね。
咽頭結膜熱とは、別名「プール熱」とも言われています。名前の通り、プールを介して流行することがあるのです6月頃から8月頃まで流行します。
症状としては、発熱、咽頭痛、結膜炎などが挙げられます。結膜炎に伴いかゆみや痛み、涙が多く出ることもあります。症状は一週間程度続きます。原因はアデノウイルスによるもので、感染経路は飛沫感染や接触感染があり、また、塩素濃度の管理が不十分なプールに入ることでも感染が起こります。
アデノウイルスは感染力が非常に強いため、徹底した感染対策が必要となります。コロナ禍で既に皆さん感染対策はされていると思いますが、マスクの正しい着用、手洗いや手指消毒、うがい、タオルの共用を避けるなどでアデノウイルスの感染防止にもつながります。また、目ヤニが出ていたら直接手で触らずに、ティッシュペーパーなどで拭き取ってくださいねこのように結膜炎の中には感染力の強いものもありますので、症状がある場合は受診されることをおすすめします。
スタッフI
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